映画「トゥルーマン・ショー」を観ました。
物語の主人公トゥルーマンは小さな島で暮らすサラリーマン。
今まで一度も島から出たことがない。
幼い頃に父と船で島を出ようとしたら嵐で父が亡くなったから。
実はその島自体がテレビのセット。
島ですれ違うすべての人が役者。
トゥルーマンは生まれた時から、島に設置された膨大なカメラでテレビ番組として中継されていた。
時々起きる起きる人生のハプニングは番組ディレクターの筋書き通り。
何も知らず“見せもの”としての人生を過ごすトゥルーマン。
あるきっかけで異変に気づき、島を出ようと決意する。
映画の設定が面白かったです。
トゥルーマン以外は全員作りもの。
生まれた時から決められた環境でディレクターの思い通りに転がされる。
現実の人間社会も同じ。
どんな環境で生まれたかで人生は大きく左右される。
社長の息子として生まれれば後継ぎになるのを期待され、歌舞伎役者の子として生まれれば世襲を、父が大の野球好きなら、子供が小さい時からキャッチボールをしたり野球が好きになるように誘導していく。
両親が高学歴なら早くから学習塾に通わせるだろうし。
誰もが大なり小なり大人や社会が用意した舞台装置の中で踊らされています。
そのまま踊らされたまま一生を終える人もいるし、ある時異変に気づきドロップアウトする人もいる。
示唆に富む映画でした。
島から出よう。
