映画「ドリーム」を観ました。
舞台は1960年代のNASA。
アメリカとロシアによる宇宙開発競争真っ只中。
1961年にロシアのガガーリンが世界で初めて有人の宇宙飛行に成功。
遅れを許されないNASAにプレッシャーがかかります。
そんな時期にNASAで働くことになった黒人女性が主人公。
当時は人種差別がひどかった。
黒人は白人のトイレに入ってはいけないなど。
こんな露骨な差別が当たり前に行われていました。
メガネをかけたキャサリンは子供の頃から数学の達人。
計算手として宇宙船の軌道の計算などを担当。
人命がかかり失敗が許されない宇宙飛行。
初めはフロア内での差別がありましたが、精密な計算ぶりが認められ、職場環境も徐々に改善していきます。
1960年代初頭までは、手作業で計算し、黒板にチョークで書いていました。
途中にIBMの巨大コンピューターが導入され、計算手の仕事が要らなくなっていく。
AIに置き換えられていく現代と似た状況。
IBMのコンピューターでも間違いはある。
それに気づけるのは人間。
これまで宇宙飛行士が主人公の映画は多かった。
NASAで働く人に焦点を当てた物語で面白かったです。
今は表向きは人種差別はなくなりました。
トランプ大統領の発言を見てると、白人至上主義は今も続いているように感じます。
我々黄色人種のことなんかどうでも良い。
だから昔は平気で原子爆弾を投下し、何も悪いと思ってない。
映画は実在する人物をモデルに制作されています。
戦後の宇宙開発に興味がある方におすすめ。
