この記事を書いている時点で日経平均株価は40369円、ドル円レートは、1ドル151円。
引き続き株高、円安の流れ。
先日、日銀がマイナス金利の解除を発表しました。
その時は、円高、株安に動くと予想しました。
日米の金利差が縮小するから。
予想に反して円安に。
自分は外貨資産保有しているので、嬉しい動きではあるのですが。
もう日銀がちょっとやそっと金利を上げたところで、円安の流れは止まらない。
1ドル200円や300円の世界になっていくのか。
アボカドが好きで、以前は近所のスーパーで128円くらいで販売されていたのが、今は198円くらい。
簡単には買いづらくなりました。
円資産しかない日本人にとって厳しい状況。
円安リスクに備えるには、外貨資産を保有するしかありません。
これは昔からいろんな方が言ってます。
為替リスクをどれくらい許容するかは人それぞれですが、円1本なんてありえません。
お金の勉強をまったくしてこなかった人が悪い。
橘玲さんの「お金持ちになる黄金の拾い方」
資産運用の項目のところで、ハリー・マーコウィッツの現代ポートフォリオ理論について紹介されています。
「株価も水の分子運動と同じようにランダムに動いている」という理論で1990年のノーベル経済学賞を受賞。
現代ポートフォリオ理論は、「分散投資」の勧めとして知られます。マーコウィッツは、ひとつの株だけ持つよりも、複数の株を組み合わせた方が、同じリスクでより高いリターンが期待できることを数学的に証明しました。
マーコウィッツがノーベル賞を受賞した理由は、別のところにあります。彼は、同じ統計学の手法を使って、「もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体に投資することである」という発見をしたのです。「市場全体に投資する」というとなんだか難しそうですが、要するに、TOPIXやS &P500のような市場全体の動きに連動するインデックスファンドに投資しなさい、ということです。
難しい市場分析、銘柄分析が好きな人はすればいい。
多くの方は日々の仕事が忙しく、趣味や家族との時間も大切。
投資にかける時間とコストは最小にしたい。
個人投資家は“オルカン”と呼ばれる世界市場に投資するインデックスファンドを自動で積み立てるだけでいい。
学問的な答えが出ています。
自分は今は米国株ETFの「VT」を毎月一定額購入してます。
年々配当金が増えていくのを実感しつつ自分で再投資してます。
日本株の比率は10%以下では。
リスク資産のほとんどは外貨。
今はネット証券が使いやすく、イデコやNISAも税制が優遇されてます。
目先の相場が下落したとしても慌てず、10年20年と積み立てを継続していけば、豊かな未来が待っているはず。