中日新聞に中部地方の私立大学の61%が定員割れしているという記事が出ていました。
自分は中部地方の某私立大学出身。
出身大学の定員充足率を調べてみたら「73%」
前年が99%だったので、急激な落ち込みに驚きました。
定員割れしているということは、受験料払って、形上の試験を受ければ全員合格なんでしょうか。
自分が受験したのは30年ぐらい前。
当時は倍率3倍くらいあった気がします。
中部地方の人気私立大学も調べてみたら、どこも100%以上でした。
一部の大学を除いて、今後は厳しい大学経営になっていくのでは。
「国立社会保障・人口問題研究所」ホームページより(https://www.ipss.go.jp/)
いびつな形の人口ピラミッド。
自分は団塊世代の親から生まれた団塊ジュニア世代。
小学校は45人クラスで6クラスありました。
今は3クラスしかないという。
団塊ジュニア世代は就職氷河期世代。
結婚する人が減れば、必然的に子供の数は減っていきます。
そのツケが今まさに現れている。
関東の私立大学は駅伝に熱心。
昔、東洋大学の柏原選手が“山の神”として活躍した頃は受験者が急増。
大学に2億円の収益をもたらしたとか。
私立大学の受験料3万円くらいなので、ほぼほぼ利益になります。
青山学院大学は元々ブランド力ありますが、駅伝も強くなって鬼に金棒。
中部地方だと、南山大学、愛知大学あたりはブランド力あります。
関東と違って、他の私立大学が箱根駅伝のように知名度を上げる手段がありません。
定員数が減っていくのはもちろん、潰れる大学も出てくるのでは。