やまさんの暮らし

やまさんの普段の暮らしでの気づき。

『庵野秀明展』金山南ビル美術館棟(6月23日まで)

愛知県名古屋市の金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開催中の「庵野秀明展」に行ってきました。

自分が庵野作品にどっぷりハマったのは「シン・ゴジラ」から。

遅かったです。

庵野さんの生い立ち、どんな作品に影響を受けてきたのかよく分かりました。

機動戦士ガンダムなど自分も見ていたアニメもありました。

男の子は誰だって宇宙やロボットに憧れるのでは。

庵野さんの実家は洋裁業。

両親が使用していた足踏みのミシン。

人力で作動する複雑で精緻なメカニズムは、庵野少年がメカ好きになるきっかけの一つとなります。

中学生時代に描いた油絵。

庵野さんは山口県宇部市出身。

当時から絵の中に宇部の工場が描かれてます。

エヴァンゲリオンを見てると、鉄塔のある風景がかっこよく描かれてます。

子供の頃から見ていた風景が作品に反映されているのです。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」第3村ミニチュアセット。

アニメの中の場面設定のためにこれだけ精緻なミニチュアが作られていたことに驚き。

監督のこだわりがすごい。

次の休日にでも映画を見直してみたい。

シン・ゴジラ

「シン・仮面ライダー」クモオーグのマスク。

会場ではマスクデザイン案の原画も展示されてました。

フォトスポットもかっこ良かったです。

会場は映像以外の多くの展示物が撮影可能でした。

※個人的・非商業的使用に限る

とても見応えがあり2時間ぐらい滞在してました。

 

庵野さんは心から特撮を愛しているのがよく分かりました。

高校時代に8mmフィルムカメラで撮影された自主制作作品「ナカムライダー」

手からビームが出てくるのですが、フィルムに傷をつけてビームを表現したという。

現在の作品につながる原点を見ることができました。

 

社会現象を巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」

最終回でバッシングを受けて苦しんでいたことも知りました。

そこからしばらくの間アニメの世界から離れ「シン・ゴジラ」につながっていく。

これまでに庵野作品のどれか一つでも見たことがある方におすすめの展覧会。

6月23日(日)まで開催。

【開館時間】9時30分から17時

【金土】9時30分から20時

【観覧料】大人 2000円 学生 1600円 子供 600円 シニア(65歳以上)1900円