映画「ブラック・スワン」を見ました。
主人公をニナを演じるのはナタリー・ポートマン。
映画「レオン」の少女のイメージが強かったので大人になったなあと。
物語の舞台はバレエ団。
ニナは生活のすべてをバレエに捧げる。
「白鳥の湖」の主役の座に選ばれたいニナ。
練習熱心で正確に白鳥を踊ることはできても、官能的な黒鳥を演じることが苦手。
コーチからは“不感症の踊り”と評される。
母は元バレリーナ。
自分が叶えられなかった夢を娘に託そうとする。
主役の座をめぐる争いは熾烈。
女性ならでは嫉妬や足の引っ張り合いがある。
夢と現実の境界が曖昧で狂気に満ちた映像。
バレエの世界に縁がない自分には新鮮な世界でした。
一般的には白が正義で黒が悪。
プロレスの世界では、最初はベビーフェイスからスタートして、ヒールに転向して光り輝く選手が多い。
直近だとスターダムの上谷紗弥選手。
ヒールもただ反則をやれば良いのではなく、リングの雰囲気や対戦相手のキャラクターを踏まえた戦いをしなければなりません。
実力がないと良いヒールになれません。
なぜかヒールからベビーフェイスに変わる例は思い浮かびません。
ブラック・スワンは黒鳥へ生まれかっていく様が面白い映画でした。
