
映画「さよならはスローボールで」を見ました。
中学校の建設のため解体が決まった野球場。
野球場に集まったおじさんたちが最後の草野球を楽しむ物語。
物語の設定だけ見ると、最後に涙のフィナーレとか起こりそう。
「フィールド・オブ・ドリームス」のような映画を期待して見に行くと大ヤケドします。
ただただおじさんが草野球をしているだけ。
ずっとぐだぐだ。
試合開始時にメンバーが遅刻して9人揃ってないし。
チラシによると、新鋭カーソン・ランド監督はこれからの米インディペンデント映画館を背負う注目株らしい。
この映画が長編デビュー作。
物語のヤマ場的なとこもなく、だらだらと試合が進んでいきます。
自分も途中居眠りしている時間帯もありました。
後から他の方のレビューを読むと「つまらなかった」「あくびが出た」など。
悪い評価かと思いきやそうではない。
でも面白かったと。
それがおじさんだから。
おそらく監督は狙ってぐだぐだにしている。
等身大のおじさん野球映画。
映画館はアルコールは駄目なのか分かりません。
「さよならがスローボールで」は缶ビールを片手にヤジを飛ばしながら鑑賞したい映画でした。
この映画がホームランなのか、変化球なのか、暴投なのかは見る人の判断に委ねたい。
野球好きのおじさんにおすすめ。