映画「聲の形」を見ました。
2016年の作品。
聴覚に障害のある西宮硝子と、硝子をいじめる石田将也をめぐる物語。
小学校6年生の時に転校してきた硝子。
耳が聞こえないので主なコミュニケーションは筆談。
将也のいじめがひどかった。
高額な補聴器を強引に奪いとって壊してしまったり。
硝子はしばらくすると転校していきます。
いじめの中心人物だった将也は今度はいじめらる立場に。
誰も信用できなくなっていきます。
時は流れ高校生になってから再会した硝子と将也。
自分自信がいじめられて反省したのか、将也は手話を勉強し硝子に気持ちを伝えることに。
次第に2人の気持ちが近づいていく。
映画の舞台は岐阜県大垣市。
水門川など実在する場所がとても美しく描かれてました。
大垣花火大会のシーンが印象に残りました。
花火のクライマックスであるスターマインがあのシーンに登場するとは。
いじめっ子は環境が変わるといじめられっ子になる。
その逆もある。
現在開催中の高校野球の甲子園。
とある学校の暴力行為が問題になっています。
ネット上の情報を見ただけなので真偽は分かりません。
複数の主力選手がとある生徒に暴力行為を行う。
受けた生徒は転校を余儀なくされ暴力を行った選手は平気な顔で甲子園に出場し初戦も勝利する。
いじめた側はひょっとしたらちょっとふざけていただけという程度の認識なのかもしれません。
いじめられた生徒の苦しみは分からないでしょう。
主力選手はプロも注目する存在らしい。
いじめた側の生徒はプロ入りする子、大学に進学する子、就職する子など様々でしょう。
どの道に進んだとしてもいずれ暴力行為を行ったしっぺ返しを喰らう日が来る。
その時に初めて暴力行為を受けた生徒の気持ちが少しは理解できるはず。
