映画「アポロ13」を見ました。
1969年にニール・アームストロング船長率いるアポロ11号が人類で初めて月面に着陸。
当時はアメリカとソ連の冷戦真っ只中。
宇宙開発競争が激しかった。
1970年にアポロ13号が発射。
もちろん目的は月面着陸と石の採取。
宇宙飛行士は当然自分の足で月の上を歩くことを夢見て日々の訓練を続けている。
月に近づいた時に船の酸素タンクが爆発。
船内の酸素がどんどん減っていく。
目の前に月があるのに着陸を断念しなければならない。
ミッションは諦めどうやって地球に帰還するのか。
酸素だけではなく電力不足の問題。
本来月に着陸するための船で地球に戻る。
次から次へと問題が発生する。
地球への帰還ルートも針に糸を通すような狭さ。
この映画は実話。
客観的にあの状況で地球に帰還できる確率は低かったのでは。
極めて厳しい状況の中でNASAの管制職員が英知を振り絞り、難局を乗り超えていく姿が緊迫感ありました。
アポロ13号計画は“輝かしい失敗”と言われるように。
13号で船長だったジム・ラヴェルは、今年の8月7日に97歳で亡くなりました。
映画でラヴェルを演じたトム・ハンクスは自身のインスタグラムでコメントを残してます。
宇宙開発といえばNASA。
トランプ大統領はNASAに60億ドルの予算削減と職員の2割削減を要求。
どういう背景があるのか分かりません。
アメリカ財政が厳しいのか、宇宙開発に興味がないのか。
おそらくアポロ計画が進んでいた頃は人類の宇宙への夢が一番膨らんでいた時代。
月面着陸に感動して火星に移住する物語や様々な宇宙映画が誕生していったと想像します。
