「ハドソン川の奇跡」を見ました。
クリント・イーストウッド監督。
トムハンクス主演。
2009年1月15日にアメリカニューヨーク州のハドソン川で起きたUSエアウェイズ1549不時着水事故。
鳥の衝突により航空機の左右両方のエンジンが破損し停止。
サレンバーガー機長は近くの空港へ引き返すことを考えるも、航空機の状態を見てハドソン川へ不時着することに。
サレンバーガー機長は操縦歴40年以上の大ベテラン。
限られた時間でのとっさの判断。
川への着水技術の高さもあり、乗客155名は全員無事。
その頃はテレビでも放送されたと思いますが記憶がありません。
よその国のことなので。
映画の中では国家運輸安全委員会による原因究明が行われます。
片方のエンジンは停止していなかった、シミュレーションでは近くの空港にたどり着けたと操縦に問題がある方向に持っていきたがってました。
家にはマスコミが殺到。
乗客を救った英雄なのか、安全を脅かした責任を取らされるのか。
現代ではAIが進化しています。
航空機の操縦の世界はどんな風なのか知りません。
今後別の事故が起きた時、現場の判断とAIの判断の対立が出てくるかもしれません。
AIの自動操縦で事故が起きたら誰が責任を取るのか。
航空機ではないですが、自分が住む地域では自動運転バスが走行しています。
現在は人間が乗車して、基本はAIが自動で走りつつ、イレギュラーな対応は人間が行っています。
最終目標は運転士が乗車しない完全自動運転。
不確定要素が多過ぎる車道では事故が起きる確率が高い。
実際バスが無理に割り込んできて、自動運転バスと接触する事故がありました。
機長を演じるトムハンクスさすがでした。
どんなトラブルが起きても落ち着いて対応してました。