やまさんの暮らし

やまさんの普段の暮らしでの気づき。アマゾンプライム会員が無料で鑑賞できる映画を中心に紹介。

映画『センターライン』2019年 下向拓生監督

 

センターライン

センターライン

  • 吉見茉莉奈
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映画「センターライン」を見ました。

2019年に公開された自主制作映画。

自主制作映画なのに予告編の冒頭であの山崎貴監督がコメントを出してます。

現在は「U-NEXT」「Hulu」で配信。

自分はHuluでレンタル視聴(440円)

知らない間にアマゾンプライムでも配信開始してました。

 

物語の舞台は平成39年の愛知県。

AIの技術が発達。

車のすべては自動運転AI任せ。

交通事故が激減し過失致死が過去のものになった世の中。

 

そんな時代に交通事故が起きます。

会話型自動運転AI「MACO2」はカーブの道で対向車にトラックが来るのは分かってて、わざと70kmまで加速しセンターラインをはみ出し事故を起こします。

新任検察官・米子天々音はMACO2を取り調べ。

裁判の場でMAKO2は「わざと被害者を殺した」と発言。

 

AIの殺意を人間が証明できるのか?

MACO2と被害者との関係は?

 

ここ数年、AIが生活の中に入り込んできました。

チャットGTPが普及して、もうグーグル検索は終わりだという人もいます。

自分が住む地域では現在、中心市街地で自動運転バスが走行しています。

現在は人間の運転手が同乗し、システムが運転操作を行うレベル2。

路上駐車の回避などイレギュラーな対応は人間がマニュアルで操作しています。

5年を目標に人間の運転手が乗車しないレベル4を目指しています。

レベル4の時にもし事故が起きた時は誰が責任を取るのか。

自治体なのか、システムの運用会社なのか、いろいろ難しい問題が出てきそう。

 

またAIは過去のデータに基づいて機械的に判断しているだけなのか、何らかの意志を持つようになるのか。

映画は1時間ちょっとの作品ですが、リアルな近未来のAIを想像させてくれる大変興味深い作品でした。

「センターライン」の続編の映画「INTERFACE 知能機械犯罪公訴部」が愛知県名古屋市にある劇場「シネマスコーレ」で公開されます。

続編は3部作。

お値打ちなポストカード式前売り券が販売されてます。